環境省と国立環境研究所は、2021年度の我が国の温室効果ガス排出・吸収量を取りまとめました。
2021年度の温室効果ガスの排出・吸収量は11億2,200万トン(二酸化炭素(CO2)換算)で、前年度比2.0%(2,150万トン)の増加となり、
2013年度比では20.3%(2億8,530万トン)の減少となりました。一方で、2021年度の吸収量そのものは4,760万トンで、我が国の吸収量は4年ぶりに増加に転じました。
2020年度からの増加については、コロナ禍からの経済回復により、エネルギー消費量が増加したこと等が 要因と考えられます。
しかし、2019年度からは3.4%減少しており、2030年度目標の達成及び2050年カーボンニュートラル実 現に向けた取組については一定の進捗が見られます。
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