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四国ビジョン検討16 半導体など誘致狙う…愛媛県が約30㏊の産業用地 ニュースイッチ2025.6.26

  • 九州・関西の要⇒四国ビジョン検討16 

  • 愛媛県は瀬戸内エリア中心部の西条市に「愛媛県東予港西条地区産業用地」を開発し、2026年中に約30ヘクタールの産業用地1区画の募集を始める。地盤改良整備を25年度から26年度にかけて行い、27年に同整備を完了。早くて同10月には契約者に引き渡す考え。注力する半導体産業などの誘致につなげる。価格は現時点で未定だが、愛媛県担当者は「1平方メートル当たり2万円台に収まるように努力したい」としている。

  • 同産業用地が立地する西条市は九州と関西を結ぶ海上・陸上交通の要衝。5000トン級の船が着岸できる長さ130メートル、深さ7・5メートルの岸壁や天然ガスパイプラインや特別高圧線も整備する。石鎚山系から流れる軟水が豊富で、水源は黒瀬ダムの工業用水を活用。基本料金は1立方メートル当たり24円20銭となる。

  • 愛媛県は製造装置や素材メーカーなど半導体関連などの誘致に注力。半導体関連や蓄電池など先端成長産業分野を対象に24年秋から県内進出企業に限度額30億円、特に経済効果が高いと認められた場合は最大50億円の奨励金の助成を始めた。今回の産業用地でも半導体関連などの誘致を目指す。

  • 愛媛県は全国的に物価水準が低く温暖な気候、地震・台風などの被災リスクの低さ、空港へのアクセスの良さ、真面目で優秀な人材などの立地環境の良さが特徴。30年度までにデジタル人材1万人の輩出も目指しており、これらも訴求材料にする。問い合わせや現地見学は県経済労働部企業立地課が対応する。


 
 
 

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